*これまでのお話はこちらから
おはようございます!大山崎ハグです。
さて今日は、このお話を描くにあたって
調べているときに出会ったムービーを2つ紹介します。
(記事は最後に貼っています)
イギリスのBBC放送のドキュメント番組
砂糖の発見から世界中に広まるまでの砂糖の歴史が
ほのぼのととした絵本のスライドショーで紹介されたあと、
中世ヨーロッパ当時の型を使って砂糖菓子を
実際に再現するシーンが登場。
当時の砂糖菓子のデザイン画や
木製でできた型の細かさにも唸りますし、
その型を使って、砂糖菓子を再現するシーンにも口あんぐりです。
次に出会ったのは、
ジュリアン・グローヴァー アミューズ・ビデオ 2001-06-22
私は英語がわからないので、ストーリーがよくわからないのですが
実在した人物で、ルイ14世が3日間訪問することになった
フランス貴族のお城に雇われている宮廷料理人ヴァテールの
3日間に及ぶ奮闘を描いた映画のようです。
食事の時には、花火や踊りなども披露されるのですが
USJのショー級の演出で、その演出・準備まで手掛けが
料理人のヴァテールのようです。
あらすじはこちらにのってました➡
そうして書いたのが、
『ハプスブルク家とお茶碗と砂糖菓子』第5話になります。
余談を少し。
オーストリアの女帝マリア・テレジアは、
スイーツ好きが高じて、それまで宮廷料理部門だけだったところに
宮廷菓子部門も作ってしまいます。
ここに属した菓子職人は、お菓子を作るだけでなく、
ガラスや陶磁器の食器を使い、どうお菓子を飾るか、
また、砂糖を粘土のように使って彫刻張りのオブジェなどを作り、
宮廷の食卓を美しく豪華に演出することも仕事でした。
ついでにいうと、晩餐会にも出て、貴族たちに菓子を配るのも仕事。
これは、宮廷菓子職人にだけ許された、とても名誉な仕事だったようです。
ただし、この職務、菓子職人ならだれでもというわけではなく、
容姿端麗の職人に限ったそうです。
この頃のイケメンは、どんなタイプだったんでしょうね。
5話に出てくる職人さんにイケメンさんはいるでしょうか。
どうぞ、ご覧ください。
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