京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

     「長い間、お疲れ様やったね。始めてから何年になる?」

 昨年10月の廃刊告知後、そう問われて「えーっと…」と指折り数えながらその時にはまだまだ廃刊の実感もなく、「長かったのかな」とぼんやりしたものでしたが、とうとうその時がやってきました。


 2007年頃、大山崎町商工会女性部の方から町を案内する「おもてなしマップ」を制作してくれる人を探していると聞き、当時DTP(パソコンで印刷物のデータを作成すること)の学校に通っていた私は、勉強になるからとお手伝いさせていただきました。それがきっかけで大山崎町商工会を通じて京都新聞大山崎販売所所長の有馬さんと知り合い、「印刷と新聞への折り込みを大山崎販売所が持つのでやってみないか」と提案されて誕生したのが、「大山崎ツム・グ・ハグ」です。


ツムグハグ創刊号

 方向性がはっきりしないまま2010年に1号、2号と発行していく中で、「町には仕事がないから、子どもが町から出ていく」「大山崎町には何もない」という声を何度も耳にし、大山崎町民歴11年の私は「子どもたちが成人して働く場が大山崎町にはどれだけあるんだろう?」「本当に何もない?」と疑問を持ちました。そして、大山崎町内唯一で、長く続けられているお店や職人さんを紹介する「お仕事図鑑」や、町の学芸員さんの語りに惹き込まれて町の歴史や名所を紹介する記事の連載を始めました。その後、新しくできたお店やイベント、団体などを紹介するコーナーも増え、多くの方に取材にご協力いただきました。


 無知とやる気満々というのは怖いもので、これといって編集や記事を書いた経験もなく、当初「日記を書くように書けばいいんでしょ?」と舐めた考えで始めた―そもそも日記もまともにかけてなかったわ―私は、真っ赤になって返ってくる初校に私の顔も真っ赤っか。取材の不備やらコミュニケーション不足やらで四方で頭を打ち、年を追うごとに創る楽しみよりも怖さが増えていきました。そんな状況が続く中、登場したのが各ライターさんでした。


ツムグハグVol.1


 ツム・グ・ハグのイベントだったか、フリーライターのなが田ゆう子さんと出会い、2016年から絵本の紹介記事「絵本でひといき」が始まりました(~2019年まで)。


 2017年、愛読者から1通のメールが届きました。そこには天王山に住むというカッパのお話が書かれていて、その文面が穏やかでおもしろく、即座にツム・グ・ハグでの掲載をお願いしました。そうして始まったのが、タムさんの「天王山でひと(はな)咲かせましょう」です。


 2020年、まちの図書環境を考えるというキャッチフレーズで「大山崎ライブラリーブレンズ」が誕生し、そのメンバーの方が私を訪ねて来られました。そして、町の図書館事情や各地の図書館を紹介する「いま、図書館がおもしろい!」がスタートします。


 折小野さんとは2014年頃、ある会議から立ち上がった「まちのこしプロジェクト」で知り合いました。彼のブログを覗いてはクスッと笑い、「ウェブの中だけってもったいないなぁ」と思っていた私は、2020年にダメもとで「ツム・グ・ハグで書かない?」と誘い、始まったのが「このへんの人々」です。


 「物語る広告」として、またツム・グ・ハグを支援する意味でも長きにわたり広告を掲載してくださった(株)ノーブルトレーダース様(2012~2020年)や(株)ナイスリビング様、くすの木労務経営管理事務所様。広告とはいえ、毎回読者に合わせた文章を寄せていただき、紙面をバラエティ豊かにしていただきました。


 愛読者の方々や関係者の皆様から寄せられたご意見や感想にも支えられて、2009年11月の準備号から途中1年間の休刊期間を含め、今日までのおよそ15年間、「大山崎ツム・グ・ハグ」をこうして続けることができました。

感想はがき

 たくさんの読者のみなさん、発行元となってくださった京都新聞大山崎販売所様、ライターのみなさん、〆切ギリギリまで調査と校正に付き合っていただいた学芸員の方々をはじめとする取材にご協力いただいた皆様、広告を掲載して下さった皆様、配布にご協力いただいたお店や施設の皆様、陰で支えてくれた友人たち。そして、私が気付かないところでご支援いただいた多くの皆様に感謝と御礼を申し上げます。15年間、本当にありがとうございました。


 オオバチエ

 

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