京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

  近頃街中を歩いていると、空家が目につきます。聞くところによると、田舎でも放置された空家が増えているそうです。


 日本では人口が減り当然、世帯数も減ってきています。家余りは必然だということになります。私は建築、不動産の仕事をしていますので、一般の方より空家・空地の相談を受けます。親が亡くなって家を相続することになり、「今住んでいる家があるので二軒は必要ないし、維持する労力と資金を考えるとどうするのが良いのか迷っている」。こんな話が本当に多いです。前に住んでいた家を売らずに空家のままにして、便利な都市部に今住んでいる。「解体する費用と空地にした時の固定資産税が増えることを考えてそのままにしている」と話された方もありました。空家等対策特別措置法による解体の補助金については、行政窓口でお尋ねください。


 相続した家が想い出深い住宅なので置いておく、あるいは家具家財置場として利用するなど自己で有効利用できたら一番良いのですが、ほかに人に貸して定期賃貸借契約をすれば期日がきたら返してもらえます。旧法は正当な理由が無いと契約更新を拒否できませんが、土地も定期借地とすることができます。人に使ってもらえれば有効活用になりますし、街の賑わいにもなります。もちろん売却も選択肢の一つです。遠くて管理できない場合は、お金に替えるのも良いでしょう。売る場合も草ボウボウにしないでできるだけきちんと管理されることをお勧めします。そして、最低限雨漏りしないようにする、隣地との境界を確定しておく、電気・ガス・水道などのインフラを維持、越境物がないかを確認する等、時間のある時に少しずつ準備することをお勧めします。


 自分で使うにしても人に貸すにしても、売却する場合でも、きちんと管理を行い、関係書類を大切に保管することが大事です。総務省の令和5年統計では全国の空家は899万戸あります。7戸に1戸が空家の時代です。よく考えて空家・空地を活かしましょう。


おうちイラスト_黒透過



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お申し込みは TEL 075-951-3000 フリーダイアル 0120-75-1839

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【掲載紙面】

P8


















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