京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

 「駆ける満月」は、阪急大山崎駅近くのジュエリー・アクセサリーショップ『ZAKURO』店内に常設されているミニギャラリーです。店主でジュエリーデザイナーであるZAKUROの私と国内外で活躍する近隣の作家たちの作品(日本画・現代美術・版画・イラスト・七宝焼・水彩画・立体造形など)を2ヵ月ごとに入れ替えて展示しています。

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 『ZAKURO』は私のオリジナルショップですが、オーダーにも対応しています。オーダーメイドの製作では、お客様の持つイメージをいかに共有して形にするかが大切ですが、その好みやイメージはさまざま。これらを理解し、アイデアやデザインをどう伝えるかが苦労するところです。お客様がイメージするモチーフも、動物や植物、建築物など多岐にわたります。資料を集めて何度も確認しますが、それでもイメージへの理解が足りなかったり、こちらの意図がうまく伝わらなかったりして製作途中でやり直すこともあります。そこで私は「デザイン画やラフ画をより明確にイメージに近づけてお客様に見せることでスムーズにいくのでは」と考え、改めて絵を学ぶことにしました。一方で、近隣の作家の方々と知り合う機会があり、作品や制作について話を聞くようになりました。


 さまざまな表現手法を学び、モチーフをつぶさに観察して実際に筆を動かして描いてみると、その構造への理解が高まりました。表現力が向上したデザイン画やラフ画はコミュニケーションの助けとなり、 ジュエリーなどの立体物の制作もスムーズに進むようになりました。


 2019年、私が薦める作家と私自身の作品を店内に展示することで制作へのモチベーションにしようと、「La Piccola Galleria」(イタリア語で「小さなギャラリー」)をオープン。徐々にギャラリーへの思いが強くなり、2022年1月、作家たちの日々の製作活動を通して完成に近づいていく作品を徐々に満ちていく月に見立て、さらに先へ歩む意味を込めて「ギャラリー 駆ける満月」に改名。作品だけでなく、作家の人間性も伝えるギャラリーでありたいという思いが込められています。 入場は無料ですので、お気軽にお越しください。一部の作品は販売もしています。 ウェブサイトギャラリー「駆ける満月」 からの購入も可能です。なお、最新の展示作品はInstagram(@kakerumangetsu)でも紹介しています。是非、チェックしてみてください。

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■ギャラリー 駆ける満月(ZAKURO店内)

 京都府乙訓郡大山崎町大山崎高橋33ー1

 JR山崎駅より徒歩6分・阪急大山崎駅より徒歩2分

 11~18時営業 月・火 定休  ☎ 075ー954ー6222


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