長年社会人をやってると、自分なりの「人の判断の仕方」ってものができあがってくる。「この人は仕事ができるから、信用できそうだ」といった自分なりのセンサーだ。自分でもイヤな生き物だと思うが、誰でもこういうアンテナを無意識のうちに働かせているはず。大人はちょっとやそっとでは人を信用しない生き物だが、今回は、私が「あ、この人、仕事できるんだろうな」って思う9つの瞬間を挙げてみようと思う。
1.メールのレスが早い
メールのレスの速さと仕事能力は、ほぼ比例する。「忙しいと遅くなるのでは」という気がするが逆だ。むしろ早い人は、内容も洗練されている。まず結論があり、次に理由。誰が何を、いつやるのかといった5W1Hが2~3行で書かれているのが、よくあるパターン。過剰な装飾、あいまい表現がなく、解りやすい。解らないことは、「解らない」と返ってくる。で、「ごめん、ムリ」とか「調べるから待ってろ」「別のソースに当たれ」等と示してくれる。頭の回転が早く、コミュニケーション能力が優れている証拠だ。「スマホで返してくる」ケースでは誤植がちらほらあるが、意味が解れば十分だ。正確なメールが2日後に返ってくるより、打てば響くように返ってくる誤植混じりのレスのほうが100倍ありがたい。
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社会保険労務士 楠 木 仁 史
大山崎町下植野宮脇1-22
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掲載紙面⇩
Vol.51のP3に掲載