京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

 大阪府の北摂は、豊中市立図書館や箕面市立図書館などのハード面・ソフト面共に素晴らしい図書館があり、とても恵まれた地域です。そのなかの一つ、茨木市立中央図書館をご紹介します。


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 茨木市立中央図書館に入ると静かなBGMが流れており、広々としたロビーにはさまざまなテーマで本を紹介するチラシなどが置かれています。全体的に本棚が密集していないので、とてもゆったりしている印象を受けます。けれども、ここは府内でも最大規模の図書館で約六十九万冊の蔵書が揃っており、一人二〇冊、十五日間まで借りられます。また、本だけでなくCDやDVDなどのAV資料も豊富で、もちろん無料で借りることもでき、視聴覚コーナーの個室で映画などを見ることもできます。そして、なんとここでは、額入りの大きな複製画が一カ月間借りられます。家にミロなどの複製画がかかっていたら、さぞかし素敵でしょうね。


 2階の児童書コーナーには子どもの目線に合わせた低めの棚が並び、絵本の表紙が並ぶ面展台も広く、子どもたちの好奇心をかき立てます。階を分け、子どもたちが多少うるさくしても気にならないようにしている配慮が伺えます。また、お話の世界に入り込みやすそうな、魅力的な小部屋もあります。廊下には展示スペースがあるのですが、私が行った時には絵本の原画が飾られていました。    


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 この図書館は数年前にリニューアルされ、パソコンを持ち込んで無料のWifiを使いながら調べものができるコーナーやレファレンスコーナーが広くなりました。特に驚いたのは、図書館の中央に銀行のATMのような自動貸出機が置かれ、ここで自分で貸出の手続きをすることができるようになったことです。カウンターには司書の方がおられ、貸出業務だけでなく利用者からのレファレンス業務にも力を入れられていますし、おはなしボランティアの研修会などでの本に関わる人のレベルアップのサポートやさまざまな企画もされています。


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 茨木市には他にも四つの図書館と分室があり、北摂地域の他図書館とも連携しています。これに加えて「ともしび号」という図書館バスが四〇〇〇冊もの本を積み、定期的に巡回して図書館の本を届けています。


 実は私自身は、昔、茨木市と豊中市に住んでいたので、このような規模の図書館や図書サービスは日本全国当たり前のことだと思っていました。ですので大山崎に引っ越してきたときには、大変失礼ながら、心底驚きました。もちろん、人口の規模が違うので無理もないのですが、それでも電車で十五分のところに住む人たちは、このようなサービスが普通に受けられるのです。ネットの影響が大きく、本への関心が薄れている時代だと言われますが、こんな図書館が身近にあったら、本が読みたくなるのではないでしょうか。


 もちろん、小さな町ではこのような規模の図書館を望むことは難しいでしょう。けれども、規模だけに着目するのではなく、充実した蔵書や住民に本を届けようとする図書館の姿勢を見れば、学ぶべきものがきっとあります。居場所としての図書館とはどんなものなのか。ぜひ、一度足を運んで確かめてみてください。(F)

これまでの「いま、図書館がおもしろい!」全話は
こちらからご覧になれます。

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掲載紙面

茨木市立中央図書館紙面

Vol.49のP4に掲載
Vol48__ページ_1

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