普段触れることのない国指定重要無形民俗文化財の鑑賞会を身近な場所で。
太鼓・鉦・笛の三種の楽器を用いて、地歌や長唄などの伝統的な邦楽を演奏する郷土芸能です。「京都の六斎念仏」として昭和58年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。
演目は、鉦・笛の伴奏で太鼓の早打ち・曲打ち・踊り打ちをみせる「鉄輪」「四つ太鼓」などと、鉦・笛・太鼓のはやしで芸を演じる「祇園ばやし」「獅子舞」です。看板的な出し物となっている「獅子舞」は、獅子がさまざまなアクロバットを披露した後、蜘蛛と対決します。クライマックスには、蜘蛛は獅子に向かって、蜘蛛の糸を撒きます。舞台で撒かれた糸の先には、鉛がくっついています。この鉛を三つ拾って財布に入れるとお金が貯まり、身につけると厄払いになるという言い伝えがあります。ご観覧の際、お手元に飛んできましたら、ぜひお持ち帰りください。
より理解を深めるために、公演前には京都のお祭りの解説でおなじみの八木透さん(佛教大学教授)の解説もございます。
平成30年度 大山崎町民俗芸能鑑賞会壬生六斎念仏踊りの解説・公演
10月28日(日)
13時30分~15時30分
(開場13時)
大山崎町体育館 小体育室