京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

『まちのコダワリキワメタさん』シリーズ3
大山崎町・島本町のウエブ版『山崎観光案内所』 

 大山崎町・島本町の観光名所やお店をウェブで検索すると、ほぼトップにでてくる『山崎観光案内所』のページ。情報量の多さは半端なく、2012年~現在までで700ページ超のサイトになっています。

山崎観光案内所


 「大山崎ツム・グ・ハグさんが運営しているの?」と5年ほど前、よく聞かれました。大山崎町・島本町どちらの行政も関わっておらず、サイトには『大阪、京都にまたがる山崎在住10年目の管理人がお送りする山崎の私的観光案内サイトです』とある。「山崎在住の管理人って一体誰?」と町に関わる人の間で話題となり、ちょっとした管理人探しが起こりました。

折小野さん_img1

 あれから4年余り。この間に管理人さんは、大山崎町と島本町を舞台にした映画を仲間と制作。その監督として、今では知る人ぞ知る人になりました。
 折小野和広さん。島本町在住。あらためて『山崎観光案内所』管理人としてお話をうかがいます。
 JR山崎駅の古い駅舎とその背後にたつ天王山の風景や自然豊かな町に惹かれ、奥様と島本町へ引っ越ししてきたのが2007年。
 もともと歴史好きで「町の歴史を調べようとしたら、ほとんどわからなくて、なんでみつからないの?と。じゃ、(両町には)観光案内所もないし、それなら(ウェブで)自ら作ってしまおう」と趣味で始めたのが2012年のことでした。
 折小野さんの仕事は「ウエブディレクター」。なるほど、ウエブサイトを作るのはお手のものですね。バリバリの理工系青年だったんでしょうね?
 「それが違うんです。大学は社会学部で、パソコンや携帯電話、車など文明の利器と言われるものは大嫌いだったんです」。
折小野さん_img2
 え⁉それがまたなぜ?
 「大学のサークルで映画を撮ったことがきっかけでした。映画編集は、フィルムを切ってつなぐ作業です。フィルムは、何度も触ると手の油や空気中のゴミが付着し劣化するので慎重にカットする必要があります。端には音を記録する磁気テープが通っているため、うまく切らないと音が途切れるし、録音しなおすと音質が悪くなるので、セリフや音楽、効果音は、映像編集後に録音していました。それがビデオとパソコンが出回り、映像をビデオに保存しデジタル化すれば、パソコンで編集ができるとわかったんです」。           つづく⇒第2話へ

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