京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。
おはようございます、大山崎はぐです。

一昨日から大山崎にも半端ない寒さで、
昨日は、大山崎にも雪が降りました。

タムさんのお話を読んだ人は、
さっそく天王山に登った人もいるんじゃないでしょうかね。

そのタムさんのお話です↓

『天王山に雪が降ったら、天王山に登ろう』

  新雪が積もり、道路が真っ白になった朝。晴れていたなら、思い切って天王山に登ってみよう。寒いけど、まだ誰も登っていない早朝がいいな。

 雪をかぶった樹々の間から差し込む朝日をあびて、靴跡のない純白の登山道を踏みしめながら、ゆっくりと慎重に登る。雪の上には点々と動物の足跡が見つかるはずだ。道の真ん中を堂々と歩いているものや、茂みの中から現れて横切っているものなどいろいろだ。イノシシやシカは2本の蹄のはっきりした足跡。まっすぐ一直線状になるのはキツネ。他にはタヌキ、イタチ、テンなどの足跡も見つけられるかもしれないよ。

ひと話咲かせましょう_イラスト1_Vol19_カラー

 足跡の形状、指の数、爪の形、歩行パターンなどから動物を推理する。糞や、おしっこの跡もヒントになる。こうやって、生き物たちの痕跡から、生態などを読み取ることをアニマルトラッキングと言うんだ。識別は難しいけれども、ゲームみたいで面白いよ。

 積雪の少ない天王山では、きれいな足跡が見られるのは早朝だけ。太陽が高く登ると、あっという間に雪はとけ、次々と登山者がやってきて雪道はぐちゃぐちゃだ。


ひと話v咲かせましょう_イラスト2_Vol19_カラー


 足跡は、はかない雪の贈り物。姿は見えなくても、動物たちはしっかりと生きているんだよ。

※雪道は滑るので要注意。特に下りには気をつけてくださいね。

■アニマルトラッキングの参考書

哺乳類のフィールドサイン観察ガイド」 熊谷さとし著 文一総合出版



写真が豊富で、初心者にもわかりやすく解説してあります。
写真は、amazonの本ページから

ひと話咲かせましょう_Vol19_カラー 掲載記事


タムさんの記事を読んだ人の中には、
さっそく天王山に登った方もいるでしょうかね。

ぼくは、先に読んで知っていたのでお正月に登った時は
雪はなかったですが、アニマルトレッキングを楽しみました。

下の写真は、僕がお正月に登った時に見つけた足跡や糞です。

糞1

丸い糞なのでシカですね。
たくさん糞があるのは、タムさんによると
「おそらくタヌキのため糞です。
タヌキは特定の場所に糞をする性質があり、糞がたまるそうです」

糞2


あしあと2

雪はなかったんですが、足跡わかりますか?イノシシかな?

いのしし_ほりあと

これはイノシシがほった跡ですね。
イノシシ君、何か見つけられたかな。

では、また明日^^


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