京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。
こんにちは!大山崎はぐです。

今日は、宮崎俊一さんの第3話目です。

宮崎さんにお話を伺ってから、
生物多様性、温暖化、気候変動、持続可能などの
映像や言葉が目に付くようになりました。

11月26日にNHKで放映されていたクローズアップ現代の

「元副大統領 アル・ゴアの告発 ~“不都合な真実”はいま~」では


温暖化の影響によるさまざまな災害の映像やデータが映っていて
ここ10年間の変化が衝撃的でした。

それでも自分の生活を変えることはあまりなく、
潜在的にテレビやネットの向こうの世界と思っている自分がいたりします。

コーヒーやお菓子を選ぶとき、
環境にやさしい製造方法をとっている
会社のものを何回かに1回は買うようにしているぐらい

原稿締め切りが迫れば、バンバン暖房や電気を使っている僕たち
このサイクルもどうにかしないとなと思っとります。。。



乙訓の自然と生きものを守って34年
『乙訓の自然を守る会』 代表 宮崎俊一さん③

 宮崎さんにお話を伺ってから、いくつかの文献を読み、前号では乙訓の生きものを含めた「多様な生きものと自然環境」(生態系)が、私たち人間の活動が大きな原因となり、絶滅・減少・悪化していることに触れました。今回は、世界の国・企業をはじめ、『乙訓の自然を守る会』の取り組みを紹介していきます。
 世界の生物多様性の状況を見てみると、いくつかの分野で改善も見られますが、損失は依然続いています。生態系が元の状態に戻れない限界点を回避するためには、「今後10~20年に取られる行動が重要」(『生物多様性国家戦略』環境省)と言われ、その「今後10年」となる2020年まであと残り3年を切りました。
 何も手を打たなければ、最も危険にさらされるのは、生物多様性の恵みで生活する発展途上国の最貧困層の人たち。大企業が進出すれば、彼らの暮らしを根こそぎ壊す開発が組み込まれます。その影響は、やがて私たちにも及びます。
 現在の日本人の生活は、食料や生活用品などを海外に頼っており、多くの数の絶滅危惧種や地球温暖化に影響を及ぼしています。当たり前に授かるきれいな空気や水、森林や海による二酸化炭素の吸収・固定などの恵みは、もうタダで手に入ってくるものではなく、暮らし方を変え、保全を支えるための資金を担うことも必要になってきています。(文・オオバ)


宮崎さん3_1


ここまでの参考文献 『生態系サービスという挑戦』グレッチェン・C・デイリー/キャサリン・エリソン著  名古屋大学出版 『生物多様性保全の経済学』大沼あゆみ著  東京 有斐閣 『はじめて学ぶ生物多様性と暮らし・経済』  林希一郎著  東京中央法規出版 WWFWジャパン公式サイトhttp://www.wwf.or.jp/『いきものマークガイドブック』 農水省 http://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/s_ikimono/guidebook/pdf/all_ver2.pdf ほか前号記載の文献 

宮崎さん3_2



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