おはようございます、大山崎ハグです^^
よく行く京都府立図書館の前に小さい公園があるんですが、
お天気のいい休日なんかは、そこでたくさんのパパママと
おこちゃまがニコニコ顔で遊んでいる光景に出会います。
周りではイベントが行われることも多く、
子どもたちのきゃっきゃっという声もかき消されるほど。
よくニュースやワイドショーなどで
子どもの声がうるさいからと保育所設立反対や
学校の行事でのマイク放送や声援に対して
苦情が寄せられることが取り上げらるようになりましたね。
それに対して、「じゃ、自分たち大人が子どもだった頃、
泣かなかったの!?大声をあげて応援したりしなかったの?」と
という至極まっとうなご意見もあちこちで上がります。
お仕事で生活が逆転している方には、
朝や昼が就寝ということもあるので
ほんと、お気の毒なことです。
ただ、子どもの仕事は喜怒哀楽を思いっきり表現して
成長していくことなんで、そこは、ちょっと立ち止まって、
自分が赤ちゃんだったらとか、子どもの頃はどうだったっけ?
とか重ね合わせたり、思い出したりしてもらえないでしょうかね。
今日の絵本は、そういう意味でも
子どものころを思い出すのにぴったりかもしれません。
私もあーやって泣いたなぁとか応援したなぁとか懐かしく思い出すと
ここちよい眠りがやってくるかもです。
僕の前置きが長くなってしまいました。
では、U子さんのお話をどうぞ。
絵本でひといき
ともに育つ「生活絵本」
自分とそっくり!「くまくん」絵本
こんな愛おしい幼い子どもの日々を、あたたかいまなざしで見つめ絵本にしたのが、渡辺茂男さんの「くまくんの絵本」「くまたくんの絵本」シリーズです。
「想像力」「共感力」を育む
また質の高い生活絵本は、決して「しつけ絵本」ではないにもかかわらず、子どもがよろこんで読んでいるうちに、くまくんがすることはわたし・ぼくにもできる、一緒にするという気持が自然に芽生え、知らず知らずのうちに毎日が整ってくるということもあるように思います。くまくんに限らず、日々をともに過ごせるお気に入りの「ともだち」を、どうぞ見つけてくださいね。
★「くまくんの絵本」シリーズ
★そのほかのおすすめ生活絵本
(プロフィール)
よく行く京都府立図書館の前に小さい公園があるんですが、
お天気のいい休日なんかは、そこでたくさんのパパママと
おこちゃまがニコニコ顔で遊んでいる光景に出会います。
周りではイベントが行われることも多く、
子どもたちのきゃっきゃっという声もかき消されるほど。
よくニュースやワイドショーなどで
子どもの声がうるさいからと保育所設立反対や
学校の行事でのマイク放送や声援に対して
苦情が寄せられることが取り上げらるようになりましたね。
それに対して、「じゃ、自分たち大人が子どもだった頃、
泣かなかったの!?大声をあげて応援したりしなかったの?」と
という至極まっとうなご意見もあちこちで上がります。
お仕事で生活が逆転している方には、
朝や昼が就寝ということもあるので
ほんと、お気の毒なことです。
ただ、子どもの仕事は喜怒哀楽を思いっきり表現して
成長していくことなんで、そこは、ちょっと立ち止まって、
自分が赤ちゃんだったらとか、子どもの頃はどうだったっけ?
とか重ね合わせたり、思い出したりしてもらえないでしょうかね。
今日の絵本は、そういう意味でも
子どものころを思い出すのにぴったりかもしれません。
私もあーやって泣いたなぁとか応援したなぁとか懐かしく思い出すと
ここちよい眠りがやってくるかもです。
僕の前置きが長くなってしまいました。
では、U子さんのお話をどうぞ。
絵本でひといき
子どもにも大人にも『絵本』と一緒に、
ほっとひといきつける時間を
ともに育つ「生活絵本」
こんにちは。先月は不安定なお天気が続き、気温も乱高下、雨もたくさん降って、からだも気持ちも滅入ってしまいそうでした。こんなときには、あたたかい飲み物と絵本でほっこりタイムを。寒い日に親子でくっついて読む絵本は格別です。そして、季節の変わり目に負けず健やかに過ごすためには、規則正しい生活を。今日は、子どもとの毎日を応援してくれる「生活絵本」についてです。
自分とそっくり!「くまくん」絵本
赤ちゃんの時期から少し大きくなって、離乳食がはじまり、睡眠リズムが安定してくると、徐々に生活のサイクルができあがってきます。朝起きて家族とあいさつ。おいしいごはん。遊んだり、おやつを食べたり。お昼寝して、起きたら外遊びや買い物に行くことも。ご近所さんやおともだちともあいさつ。おふろに着替えにねんね。世界が広がり、できることも増えてきます。なんでも「自分で!」やりたくて、でもうまくいかなくて癇癪をおこすことも。「知ってる!」ものが大好きで、見つけると得意満面。見守るわたしたち親はたいへんですが、成長していく姿が頼もしく、うれしい時間です。
こんな愛おしい幼い子どもの日々を、あたたかいまなざしで見つめ絵本にしたのが、渡辺茂男さんの「くまくんの絵本」「くまたくんの絵本」シリーズです。
どちらも息子さんをモデルにした「くま」の男の子が主人公。小さい子どもの暮らしやさまざまな体験を、やさしい言葉で生き生きと描きます。大友康夫さんの手によるころんと愛らしい「くまくん」「くまたくん」が、子どもたちは大好き。自身と重ねて、絵とおはなしを楽しみます。
くまたくんよりくまくんのほうがちょっと年下なので、ちょうど「自分で!」のころにぴったり。くまくんと一緒に、ごはんを食べたり、着替えをしたり。でもうまくいかなくて手も顔もぐちゃぐちゃになったりこぼしたり、シャツを足からはいてしまったり。なかには自分とそっくり過ぎて、「いーっ」と不機嫌になってしまう子もいるほど夢中になる絵本です。
「想像力」「共感力」を育む
このような身近なものやことを絵本のなかで再発見して喜んだり、ときには怒ったりという経験は、実は子どもの発達にとってとても大切なこと。繰り返し「知ってる!」を絵本のなかで「再発見」「再認識」することが、「目の前にあるものをしっかり認識する力」と「記憶と照らし合わせながら認識する力」とを育てます。ここを土台にして、のちの「想像力」「空想力」「共感力」へ、さらにその先にある「文章読解力」へと積み重なっていくのです。
また質の高い生活絵本は、決して「しつけ絵本」ではないにもかかわらず、子どもがよろこんで読んでいるうちに、くまくんがすることはわたし・ぼくにもできる、一緒にするという気持が自然に芽生え、知らず知らずのうちに毎日が整ってくるということもあるように思います。くまくんに限らず、日々をともに過ごせるお気に入りの「ともだち」を、どうぞ見つけてくださいね。
★「くまくんの絵本」シリーズ
「こんにちは」「いただきまあす」「どうすればいいのかな?」ほか全10冊/福音館書店
「くまたくんの絵本」シリーズ全15冊/あかね書房
「くまたくんの絵本」シリーズ全15冊/あかね書房
★そのほかのおすすめ生活絵本
(プロフィール)
ライター/えほん講師 なが田ゆう子