おはようございます。大山崎ハグです。
今日は、チャレンジクラブさんの活動を詳しくご紹介
僕たちが当たり前のようにやってきた遊びやアウトドアが
最近は、なかなかやらせてもらえないって聞くけど
そうすると、チャレンジクラブさんに通う子どもたちは、
とても豊かな経験と時間を過ごしていることになるね
今日は、チャレンジクラブさんの活動を詳しくご紹介
僕たちが当たり前のようにやってきた遊びやアウトドアが
最近は、なかなかやらせてもらえないって聞くけど
そうすると、チャレンジクラブさんに通う子どもたちは、
とても豊かな経験と時間を過ごしていることになるね
ノーベル賞受賞者の多くが小さいころに
自然と触れ合っていたそうですよ
自然の中には、創造や発見の種がいっぱい詰まっているもんね
体中のポケットに、経験したことや創造や発見の種を詰め込んで
いつでもいつまでも出し入れできる、自分だけのすごい宝物だー
ではでは、チャレンジクラブのみんなの宝物を生み出す活動をのぞいてみましょう
子どもとワハハ
子どもたちがのびのび明るく愉快に暮らせるまちは、大人にとっても心地良い。子どもと一緒に笑顔がはじける活動をしている人たちに会いに行きました。
『NPO京都親子支援センター チャレンジクラブ』
②親子でつながり
育ち合える場所
「高学年になっても仲間と一緒に思いっきり遊びたい!」「遊ばせたい!」子どもと親たちが、放課後や長期休暇中も安心して過ごせる居場所としてつくった『チャレンジクラブ』。現在、小・中・高校生約40人が学習会やキャンプや登山、サイクリングなどさまざまな活動を行っています。公的な制約にとらわれない組織だからこその、ユニークかつちょっと大胆なメニューもそろいます。
たくましく京都のまちを闊歩
そんな活動のひとつが小学部の「京都市内大オリエンテーリング」。京都のまちを自分の足と公共機関を用いて巡ります。朝クラブハウスを出発して市内数か所のチェックポイントを回り、はやく戻って来たチームが勝ち。所持金はひとり1000円也。
力を合わせて効率的な電車やバス・地下鉄の乗り継ぎを考え、行動できる判断力を磨きます。場合によっては人に尋ねたりするコミュニケーション能力も必要です。
ほかにも、バス停ごとに与えられる課題をこなしながら進んでいく「市バスすごろく」など、京都のまちを自在にかけまわるたくましい子どもたちの姿があります。
いざ、「青春18きっぶ」の旅へ
その延長線上にあるのが中学部の「青春18きっぷ」の旅。もちろん企画は中学生だけで行います。昨年は「極力インターネットを使わず計画」という縛りもプラス。検索が教えてくれる「最短ルート」ではなく、あえて「回り道」を良しとする。地図を調べ時刻表とにらめっこ、苦労しながらプランを練り上げます。
結果、愛媛・広島・静岡とグループごと行先は違っても、それぞれ発見と出会い満載の旅となりました。広島チームは、2年連続現地でお昼ごはんをおごってもらうというラッキーなおまけもついて、人の温かさにも触れたそうです。
ちなみに「きっぷ」の代金も自分たちで稼ぎます。「円団夏祭り」や「ゆひまつり」で屋台に立つ青いTシャツ姿の中学生たちを見かけたら、ぜひご協力をお願いします。
恒例!夏山登山
そして、『チャレンジ』のメインイベント「夏山登山」。小・中・高校生、OG・OBを含むスタッフ、保護者が参加し信州方面の山に挑戦します。今年は8月に長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳に2泊3日で登りました。何度か練習登山を重ねましたが、小学生にとってはかなりきつい行程です。遅れをとった下級生たちを、中学生が迎えにいったり励ましたり。すぐ隣に崖が迫る山道を一歩一歩進んでいきます。最終日は、頂上でご来光を拝むことができました。若い子たちに負けないようがんばった保護者のみなさんにとっては、神々しい景色とともに、ふだんの生活のなかでは気づかない子どもたちの成長をかみしめる機会となります。
親だけではできないことを
ほかにも、琵琶湖サイクリングやナイトハイクなど『チャレンジ』にはイベントが盛りだくさん。どれも親の手だけでは叶えてやれないものばかりです。ただでさえ相手は思春期。もう親と一緒はお断りのお年ごろ。でも仲間とならできる。やりたい。親のほうも、ここでなら一緒にできる。学校でも家でも見せない我が子の姿を見ることができる。子どもたち同士がつながっているように、親たちもまたつながって支えられている。そんな心強さがあるといいます。
いつもいてくれる「もりけん」
このような子どもたちの自主性を大切にした活動を可能にしているのが、クラブ事務局長「もりけん」こと森賢悟さんの存在。勤続16年の『チャレンジ』専任常駐スタッフです。
「行けばいつもいてくれる人」「見守ってくれる人」がある安心感。子どもたちが気づいているかどうかはわからないけれど、その安心感に支えられているからこそ自由に飛び回れるのだと、親たちは知っています。
森さん自身は、難しい年ごろの子どもたちとのつき合いにもいつも自然体で、ひょうひょうとして見える。でも底にある「本気」はちゃんと伝えるし、伝わっている。だから子どもたちは安心してここが「自分の居場所」だと思って集まれる—「それが『チャレンジ』なんだと思う」と、保護者のかたたち。その言葉を裏づけるように、毎年、大学生になった子たちがスタッフとして戻ってきてくれるのだそうです。
「机の上の勉強も教えますが、登山も野外活動も全部が『学び』だと知って欲しい。山で気圧の変化を体感することと理科の知識が重なることが大切。ここでの体験を活かして自分のペースで学びつづけて欲しい」。森さんの願いは、親たちの願いでもあります。 おわり
京都府乙訓郡大山崎町円明寺北浦26‐6
☎ 075-953-5528
e-mail:challenge@kyoto.email.ne.jp
見学・体験は随時受付OK! 活動詳細はHPで