言うまでもないことですが、残業は嫌なものです。残業をするとそれだけ疲れますし、プライベートの予定も圧迫されます。ひどくなると、睡眠時間まで削られます。残業が常態化してしまうとチーム内の雰囲気も悪化し、仕事の能率にも影響するようになります。残業は、百害あって一利なしです。できることなら、残業などしないに越したことはありません。では、残業をしないためにはどうすればいいのでしょうか?
今回はその方法について考えてみたいと思います。
実は残業の原因は、「自分の仕事が終わらない」だけではありません。「自分の仕事は終わったが、他の人がまだ仕事をしているので帰りづらい」という理由で発生する残業もかなりあります。いわゆる「つきあい残業」です。つきあい残業が発生する背景には、「自分の仕事が終わったからといって、先に帰るやつは自分勝手で協調性がない」という思想があります。よく言えば「助け合い」、悪く言えば「道連れ」です。
「チームワーク」という観点から考えると、「自分の仕事が終わったら他の人の仕事を手伝う」のは一見正しい姿勢のように見えますが、実際には誤りです。つづく
*タイトルの写真はブログ用に、先生のSNSから拝借した写真です。
お庭で咲いたボケの花だそうです。
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社会保険労務士 楠 木 仁 史
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