京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎で、リトルプレス「大山崎ツム・グ・ハグ」など印刷物を作っている大山崎リトルプレイスです。このブログでは「大山崎ツム・グ・ハグ」記事を中心に紹介しています。 https://www.o-little-place.com/
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

大山崎ライブラリーフレンズ「いま、図書館がおもしろい」シリーズ前回はこちら

 図書館情報を紹介するこのコーナー。第1弾は島根県・西ノ島町の図書館「いかあ屋」を紹介します。


 境港からフェリーで2時間半の距離にある人口約2800人の西ノ島町。島外から受け入れた若い漁業従事者の子育て世帯との交流が課題でした。島民が何度も話し合い、誕生したのが「西ノ島町コミュニティ図書館・いかあ屋」。「暮らしを支えるまちの居間」「みんなの家」をコンセプトに、玄関で靴を脱ぎ、ソファーやちゃぶ台のある「居間」のような図書館がつくられました。


外観


 魅力は、その運営面にありました。訪れて入るなり、子どもたちの賑やかな声! そして、料理の匂い。館内のキッチンで数組の親子が昼食づくりをし、食事会を開いていました。「おはなし会に来たママたちをランチにお誘いしたんです」と司書さん。つまり司書主催の即席料理企画だったのです。

居間スペース


 元教員のこの司書さんは、いかあ屋の「子育て世代をつなぎ、コミュニティをつくる」という役割のために、司書資格をとって入職したそうです。「静かに読書」という図書館のイメージに縛られない運営に驚きました。


 帰りのタクシーでは、高齢のドライバーが「いい図書館でしょう? ちょっとした集まりに使い勝手がいいんですよ。同窓会の打ち合わせをやったりね。孫が来たときに連れて行く場所ができました」と得意げ。町民の愛が伝わってくる図書館でした。(M

書架

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