京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎町で、リトルプレスやチラシを作る『大山崎リトルプレイス』での日々
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。
前回まではこちらへ⇒靴職人① 靴職人②靴職人③

靴職人4


大山崎の自宅をアトリエに靴ブランド「aratasakai」を設立し、自らデザインを考えてパターンを起こし、革を裁断・縫製する靴職人・酒井さんの第4話。

短靴を例に靴ができるまでを伺っています。今回で靴の全体がほぼできあがります。

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【パーツの種類(片足分)】

靴職人1


【革を漉く】
革が重なる個所は、漉いて厚みを均一にしておく。

靴職人2


【甲部を仕上げる】
パーツをボンドで貼る。

靴職人3


腰革2枚を合わせ、かかとを縫う。裏革も同じように。


❷アッパーを完成させる
表と裏の革を縫い合わせ、余分な革を「いちりき」でカット。

靴職人4


➌中底・外底の下準備
水をつけて柔らかくし、穴ぼこでたたいて丸みを出す。

靴職人5

❹補強芯の下準備
補強芯を水に濡らし、新聞紙に挟む。半日置いて程よく乾かす。

靴職人6

❺中底を靴木型に留める
乾燥後、ラスト(樹脂製)に沿わせて釘で留め、釘は中に向けて折っておく。
靴職人7
Image (1)

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❼「吊り込む」という作業
「ワニ」という靴専用の道具でアッパーの縁をはさみ、てこの原理で中底側に引っ張りながら折り込み、釘で止めていく。この作業を「吊り込む」といいます。


―仮吊り―
完成したアッパーを❺のラストにかぶせ、ラストとアッパーの中央の位置などを合わせ、逆さに返す。
5カ所を仮に吊り込み、表革に余計なしわが寄ってないか、吊しろ(ワニで挟む革部分)はそろってでているかなど確認する。

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―本吊り―
かかとの仮の釘をはずし、甲革と裏革の間に月型芯を挟み貼ってから、かかとからサイドへと吊り込んでいく。

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つま先は、先に裏革を吊り込んでから先芯を挟み、
表革を吊り込む。

靴職人10

❼革を叩く
ラストと革の隙間をなくして丸みを出すため、ハンマーで叩く。

❽シャンクを貼る
シャンクは中底と中物の間にいれる芯材で、土踏まずのアーチを支えて靴が崩れるのを防ぎ、歩きやすくします。

靴職人11


❾コルクを貼る
コルクは中底とアッパーとの段差をなくし、歩く時のクッションになります。コルクを貼ってやすりで削り、平らに。

靴職人12

次回はいよいよ、ヒールをつけて完成です。


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