前回までのお話⇒第1話、第2話
その労働後の楽しみとは、なんとビールだった! 毎日ふるまわれ、苦役ではなく喜びだった*3というのだ。 これを知って私は、労務を供した労働者達は先の4つの幸せを感じて働いていたのではないかと思った。労働環境や就業形態、労働に対する賃金以外の正当な評価。これらが適切に提供され、働く幸せを感じながら巨石を積み上げたのではないか。 建設に携われることを誇りにさえ思っていたかもしれない。このことに、現代でも当てはまる労務管理の基本を見出すことはできないか。
労働環境や労働待遇に併せ、安全・衛生的で良好な人間関係の下で、人は幸せを感じながら働くことができ、持てる潜在能力を最大限に発揮して生産性を大きく向上させることができる。人間はそういう生き物であり、この労働環境の提供こそが労務管理である。これらの観点から見ても、大小を問わず会社組織には労務管理が必要であり重要なのである。
取引先の社長室でこのような話をすると、大抵は非常に嫌がられてしまう。
前回は、奴隷ではなく農民たちが報酬をもらってピラミッドを建て、労働後には楽しみが待っていたと書いた。
その労働後の楽しみとは、なんとビールだった! 毎日ふるまわれ、苦役ではなく喜びだった*3というのだ。 これを知って私は、労務を供した労働者達は先の4つの幸せを感じて働いていたのではないかと思った。労働環境や就業形態、労働に対する賃金以外の正当な評価。これらが適切に提供され、働く幸せを感じながら巨石を積み上げたのではないか。 建設に携われることを誇りにさえ思っていたかもしれない。このことに、現代でも当てはまる労務管理の基本を見出すことはできないか。
労働環境や労働待遇に併せ、安全・衛生的で良好な人間関係の下で、人は幸せを感じながら働くことができ、持てる潜在能力を最大限に発揮して生産性を大きく向上させることができる。人間はそういう生き物であり、この労働環境の提供こそが労務管理である。これらの観点から見ても、大小を問わず会社組織には労務管理が必要であり重要なのである。
取引先の社長室でこのような話をすると、大抵は非常に嫌がられてしまう。
☎&📠075-954-9080
社会保険労務士 楠 木 仁 史
大山崎町下植野宮脇1-22