京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎町で、リトルプレスやチラシを作る『大山崎リトルプレイス』での日々
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。

前回までのお話はこちら➡

 避難所運営ゲーム『HUG』を通して、避難所にはさまざまな状況の人が訪れて問題が起こり、早急の対応が求められることを学び、公的機関だけでは限界があるので「自助・共助・公助」が必要だといいうことを知ったのが前号までのお話でした。
避難所運営ゲーム-1

【大飢饉を乗り切った施策】
 この3つの助は、江戸時代の米沢藩藩主・上杉鷹山が掲げた「自助・互助・扶助」がもとだといわれています。鷹山はこの「三助」を柱に自らも倹約し、身分の上下なく協力を求め、破綻寸前の藩財政を立て直して幾度の大飢饉を乗り切りました。
避難所運営ゲーム2

避難所運営ゲーム3

 鷹山の施策は餓死者を他藩の半分以下に抑え、鷹山没後の飢饉では「餓死者や逃亡者はでず」と言われるほどの成果に。

【避難所でできる自助・共助は?】
 大規模災害が起こると、救援や避難所の運営、復旧作業に多くの手を必要とします。救援や復旧作業は、ある段階では専門的な知識や技術を必要とするので、私達住民が手伝うことはかないませんが、避難所ではできることがあります。
避難所運営ゲーム4
避難所運営ゲーム5

 避難所においては、「場所は用意するので、生活は皆さんで協力し合って運営してください」というのが行政の立場。自宅に避難している方が自力で生活するように、避難所でも自分たちの生活は自分たちで営むことが前提になります。住民で委員会を作り、役割分担をして避難所を運営するようになれば、避難所を担当している職員を一人でも復旧作業などへ回すことができます。道路や水道などのインフラの復旧が果たせて初めて、ボランティアの人々を迎え入れられます。またそれは、私たち住民が普段の生活へ戻る早道にもなるのです。
避難所運営ゲーム6

 4回にわたって『ハザードマップと避難所運営ゲーム』を掲載している間に、強い勢力をもつ台風19号が日本列島を襲い、各地に深い爪痕を残しました。被災された方々が抱える今後の生活への不安は計り知れず、被災地の一日も早い復興を願うばかりです。
 想像を超える災害が年々襲い、そのたびに防災や減災の見直しが迫られます。その見直しの手段に『避難所HUG』を活用してみてはいかがでしょうか。主には避難所の運営ですが、みんなで防災・減災について考えるきっかけになります。

 さて、大山崎町危機管理係の浅田さん、 「『HUG』をしてみたい」と思った方が参加できる催しはありますか?

 「『HUG』単独ではありませんが、今年度予定している『防災伝道師養成講座』の中で『HUG』も行います。来年早々の『広報おおやまざき』でお知らせしますので、防災に興味のある方はぜひご参加ください。また、日時などに条件はありますが、私どもが地域に出向いて実施することもできます」。

 平成28年度より、この学習会を主催した大山崎町社会福祉協議会(大山崎社協)は、町で災害が起こった場合、行政から要請があれば災害ボランティアセンターを設置し、ボランティアと被災者をつなぐ役割を担っています。

 大山崎社協では常時、災害ボランティアを募集しています。道路が寸断されたりなど町外からのボランティアが望めない時には、被災されていない町内の人たちのボランティアが必要です。

 また大山崎社協では、自治会などの団体から依頼があれば、防災グッズづくりや防災カードゲーム、防災クイズなどの楽しく防災を学べる講習も行っています。

お問合せは大山崎町社会福祉協議会へ
075ー957ー4100

避難所運営ゲーム7

参考文献 内閣府 防災情報のページ コラム 上杉鷹山の「三助」の思想





 



ほか

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