おはようございます、大山崎はぐです。
U子さんのおすすめ絵本を紹介する「今月の1冊」
お母さんたちを励ましてくれる詩集だそうです。
今月の1冊
「今日」 伊藤比呂美 訳、下田昌克 画/福音館書店
「今日、わたしはお皿を洗わなかった ベッドはぐちゃぐちゃ」「人に見られたら なんていわれるか ひどいねえとか、だらしないとか 今日一日、何をしていたの? とか」「わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた」「澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために すごく大切なことを していたんだってー」。
U子さんのおすすめ絵本を紹介する「今月の1冊」
お母さんたちを励ましてくれる詩集だそうです。
今月の1冊
「今日」 伊藤比呂美 訳、下田昌克 画/福音館書店
「今日、わたしはお皿を洗わなかった ベッドはぐちゃぐちゃ」「人に見られたら なんていわれるか ひどいねえとか、だらしないとか 今日一日、何をしていたの? とか」「わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた」「澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために すごく大切なことを していたんだってー」。
子どもはかわいい。子育ては楽しい。でも狭い部屋のなかでふたりきり、おっぱいやおむつのことばかり考える日々に追われていると、気持ちが参ってしまうことがあります。人ひとりの命を預かっているという責任感に、押しつぶされそうなこともあります。
この詩は、そんなおかあさんたちに向けた「よみ人知らず」の詩です。英国圏には、人を慰めたり励ましたりするための、どこの誰かが書いたかわからないけれども流布している詩がいくつもあるそうです。「だいじょうぶ!」と言ってくれる誰か、わかりあえる人が、この世界にはたくさんいる。そう思えたら、ちょっと肩の力が抜けそうですね。