京都と大阪の府境にある小さな町・大山崎町で、リトルプレスやチラシを作る『大山崎リトルプレイス』での日々
今日もリトルプレス『大山崎ツム・グ・ハグ』の制作に励んでます。。。
おはようございます!大山崎はぐです。

さて、今日も行ってみましょう。
昨日に引き続き、タムさんのお話、2話目です。

真夏のエノキと空飛ぶ宝石

 太陽がじりじりと照りつける真夏の昼下がり、聖天さん近くの大エノキの上をキラリと光る昆虫が飛びまわってる。正体はヤマトタマムシ。この昆虫は頭がくらくらするような真夏のかんかん照りが大好きなんだ。
 ぴかぴかつるつる緑色に輝く宝石みたいに美しい昆虫だよ。玉虫厨子という国宝の装飾に使われたくらいなんだ。今でも羽根を使ってアクセサリーを作ってる人がいるんだよ。


ヤマトタマムシ1 ヤマトタマムシ

タムさんの手にのるヤマトタマムシ


 人が手で持つと手足を縮めて死んだふりをする。じっと見てると急に動き出してぶーんって飛んでっちゃうんだ。触ってもかみ付いたりしないかわいいやつだよ。
 こんなに目立つ姿なのに、見たことがある人は少ないみたいだね。だからとっても珍しい昆虫じゃないかって思うでしょ。ヤマトタマムシの食べ物はエノキの葉っぱ。天王山のふもとにはりっぱなエノキがあるのでヤマトタマムシはたくさんいるんだ。長い捕虫網も届かない高いエノキの上の方にいるので気づかないだけさ。
 エノキの花は小さくてとても地味。お花見してもつまんない。人間にとってはただの大木、でも葉っぱを食べる昆虫にはなくてはならない大切な木。いっぱいできる赤い実は野鳥の大好物だよ。
 大地にしっかり根を張って、たくさんの生き物を育てるエノキの大木。まるでお母さんみたいだね。


エノキとタマムシのイラスト


■補足説明
★ヤマトタマムシ
体長30~40ミリ
成虫は6~9月に発生し、エノキやケヤキの葉を食べる。「吉丁虫」とも書き、めでたい虫として扱われる
「長持ち(タンスのこと)にタマムシを入れておくと衣装が増える」という迷信がある


大山崎瓦窯跡にあるエノキ

 『大山崎瓦窯跡』 にあるりっぱな『エノキ』

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